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留学オリエンテーション

晴れて身も心も留学に向けての準備を始めることとなりました。

まずは留学エージェント「W」が主催する、オリエンテーションに家族で参加することに。

目次

留学先の多い順、トップはカナダ

首都圏で行われたこともあり、実際に現地に来た参加者は30組ほど。遠方の方はオンラインでの参加となり、相当数が参加されたようでした。ここに集まった若者たちが、世界へ旅立ってゆくのです。

渡航別の内訳は、カナダ6割、オーストラリア3割、ニュージーランドが1割といったところ。

オリエンテーションは、午前・午後に分かれており、午前中は行き先別、午後は全員が集まり全般的な注意事項や留学への心がまえ、決意表明などがプログラムされていました。

午前の部

午前の部プログラム
  • 現地スタッフとの顔合わせ
  • 現地の生活について
  • 持っていくと便利な物
  • 先輩留学生の体験談
  • 質疑応答

現地スタッフとの顔合わせ

まずは渡航先に分かれて現地スタッフの方とWEBで顔合わせ。

本人が前に立ち、カメラの前で現地オフィスの責任者の方に挨拶しました。カメラの前に立つ本人の顔を見ながらとデータとを見比べ「ああ、あなたが○○さんね」と確認していきます。

今は初めましてだけど、現地に行けば全面的にお世話になるスタッフの方たち。

画面越しではあるものの、事前にいちど話ができ、雰囲気をつかめたことは大きかったと、現地に行った後に息子が話していました。

現地の生活について。持ち物なども説明

次に、現地の気候や生活環境、公共交通機関の使い方などの説明や、持ち物についてのアドバイスがありました。

カナダの場合、日本との時差はマイナス16時間。

つまり、日本でさあ寝ようとベッドに入る23時ごろ、カナダでは学校のために起床する朝7時ごろになります。そして日が変わり、私たちが目覚める朝7時ごろには、息子たちはまだ前日の学校が終わる15時ごろ。

朝、思い立った時に連絡が取れる時差感が、私たちにとってはちょうどよく、都合のいい時差でした。

そしてカナダの気候や公共交通機関などにも触れ、現地の高校生がどのような生活を送っているのか、バスを利用する方法、こんなものがあると便利だなど、生活をイメージできるような話を聞くことができました。

旅行ガイドには載っていないリアルな話を聞くことで、現地での生活を想像することもでき、持っていくべきものの整理もしやすくなりました。

興味津々!先輩留学生たちの体験談と質疑応答

最後に、すでに帰国している先輩留学生たちが登壇し、当時大変だったことや留学を成功させるコツなど、体験談を語ってくれました。

これには参加者の誰もが興味津々。

例えば「自分は運動をしていたので友達を作りやすかった」とか「授業中は積極的に先生と話をするよう心がけると色々教えてもらえるよ」などなど。

先輩たちから聞ける実際の体験談は、とても貴重で、これからの留学に向けて気持ちを盛り上げてくれるものだったようです。

その後も話は盛り上がり、質疑応答では進路のことや困ったときの対応など柔軟に答えてくれ、時間をややオーバーして午前の部が終了しました。

午後の部

昼休憩をはさんだ午後の部では、全ての渡航先への参加者が一堂に会しました。

午後の部プログラム
  • 留学中の注意事項
  • 決意表明
  • 代表者挨拶

留学中の注意事項

まずは留学するにあたり気を付けるべきことや帰国後の進路について軽く説明がありました。

海外では、日本にいるときよりも積極的に動くくらいがちょうどいい。むしろ日本のように受け身ではやっていけない。黙っていても周りは気にしてくれない。自分で動かなければ、何も進まない。

出席者は真剣に聞き入っていました。

決意表明

一人ひとり前に出て、自分が留学したいと思った理由や将来の夢などをスピーチする、決意表明。

ここに参加している方たちは全員中学3年生。親御さんが見守る中、みなさん立派な決意表明をされていました。

海外で働きたいからそれに向かって頑張りたい、と目をキラキラさせる子。そのまま大学に通いたいから高校では勉強を頑張ります!と力強く語る子。まだ目標もないから現地でそれを見つけたいと話す、ちょっとやんちゃ風な子。さらには今の中学校では人と話す勇気がなかったけど海外ではちゃんと発言したいと決意を新たにする物静かな子。

15歳にして見知らぬ土地で頑張ろうとしている、これからの日本を担っていく若者たち。

それぞれ留学を決意するまでのいろいろな経緯があり、目的も様々なんだなぁと実感しました。

代表者挨拶

最後に、主催であるエージェント「W」の代表の方から挨拶がありました。

保護者向けの一通りの挨拶が終わった後、これから巣立っていく子どもたちへ向けての言葉がありました。

「みなさんがこれから進もうとしている道は、誰しもが体験できるものではない、自分一人でどうにかなるものでもない。それを全面的にフォローしてくれる人たちがいるということをしっかり肝に銘じて行ってきてください」と話されていたのが印象的でした。

息子の小さな決意表明

オリエンテーションからの帰途、

おれ頑張るから

とポツリと言った息子。

思春期真っ只中の息子の、精一杯の私に対する決意表明でした。

東京から7500キロ離れたカナダ。何かあっても今までのようにすぐに飛んで行ってあげられません。

でも、この子なら大丈夫、きっとやれると思った瞬間でした。

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