息子がカナダへ高校留学して最初の誕生日。
せっかく海外で頑張っているのだから、LINEで「おめでとう」と送るだけではなく、誕生日カードも郵送してみることにしました。
ところが、誕生日の2週間前に送ったにもかかわらず、当日には届かず…。
国際郵便は国内郵便と同じ感覚では考えられないことを、このとき初めて実感しました。

このブログは、日本の中学卒業後にカナダの公立高校へ留学した息子の、卒業を目指す奮闘の実体験を保護者目線で記録しています。
今回は、カナダへの国際郵便を実際に利用して感じたことや、郵便局で聞いた注意点、EMSとの違いについて紹介します。
誕生日カードを早めに送ったのに、当日どころか10日後にも届かなかった
誕生日の2週間前に郵便局で発送
誕生日カードを送ったのは、誕生日のおよそ2週間前でした。
「さすがにこれだけ余裕があれば間に合うだろう」と思っていましたが、郵便局の窓口では少し気になる説明を受けました。
カナダ向けの郵便物はチェックが厳しくなっているため、内容確認を行うことがあるというのです。
実際に窓口では、
- 中身は何か
- カードに厚みはあるか、あるとしたら何の厚みか
- 飛び出す仕掛けや装飾はないか
などを確認されました。
今どきのぷっくりシールやふわふわシールなど、子どもたちに人気の立体的なシールも要注意です。
厚みがあることで「中に何かが仕込まれているのではないか」と判断される場合があり、開封して確認される可能性があると郵便局で説明を受けました。
私が送ったのはごく普通のシンプルなカードだったため、特には問題ないとのことでしたが「検査状況によっては時間がかかることがあります」とも言われました。
3週間たっても届かないバースデーカード
誕生日当日はLINEのバースデーメッセージ機能でお祝いできていたため、カードについては特に気にしていませんでした。
しばらくしてふと思い立ち、



そういえばカード届いた?
と聞いてみると、



え、カードって???
という返ってきました。
3週間以上たっても、まだ届いていなかったのです。
結局届いたのは発送から約1か月後
実際に到着したのは、発送からおよそ1か月。
正直かなり驚きました。
もちろん郵便局でも「絶対に10日で届く」と言われたわけではありませんが、当時の私の感覚では国際郵便でも2週間程度で届くものだと思っていました。
この経験から、
誕生日カードやイベント案内など、「到着日そのものに意味があるもの」は国際郵便だけに頼らない方がよい
と実感しました。
カナダへの国際郵便はどれくらいで届く?
国際郵便の配達日数は「目安」と考えた方がいい
日本郵便では国際郵便の配達日数を公開していますが、これはあくまで標準日数であり、到着を保証するものではありません。
海外郵便の場合、日本国内の郵便とは異なり、
- 通関検査
- 航空便の運航状況
- 現地郵便事情
- 航空保安上の追加検査
など、さまざまな要因によって配達日数が変わります。
また、カナダ向けのEMSや荷物には税関告知書(CN22またはCN23)が必要で、内容品によっては税関検査の対象になることもあります。
私が送った誕生日カードがなぜ1か月もかかったのか、正確な理由は分かりません。
郵便局で「カナダ向け郵便はチェックが厳しく、場合によっては時間がかかる」と説明を受けていたこともあり、こうした検査や輸送状況が影響した可能性はあるのかもしれません。
今回の経験を通じて感じたのは、国際郵便の配達日数はあくまで目安であり、「当日までに必ず届く」とは考えない方がよいということでした。
誕生日カードを送るならどれくらい余裕を持つ?
今回の経験から言うと、1か月以上の余裕が必要だと感じました。
ただ、誕生日カードやクリスマスカードなどのグリーティングカードは、「当日に届くこと」自体がサプライズであり目的でもあります。
日本国内には、希望した日に郵便物を届けられる「配達日指定郵便」というサービスがありますが、国際郵便では国内郵便のように細かく到着日を指定できるわけではありません。
当日より前に届いてしまうと「もうすぐ誕生日だね」とあまり意味のないカードになってしまいます。
私も最初は「あえてアナログでサプライズをしよう」と考えて誕生日カードを送りました。しかし実際には到着まで約1か月かかり、誕生日には間に合わず、結果、ただの「そういえば誕生日だったね」カードになってしまいました。
昔のようにインターネットが普及していない時代なら、留学中に日本の家族から「誕生日おめでとう!そっちでもがんばってね」というカードが届くことそのものに大きな意味があったのかもしれません。
今は世界のどこにいても瞬時にメッセージを届けられる時代。家族はもちろん、友人たちとのやり取りも日常的にできるのです。
大切な日に確実に気持ちを伝えたいなら、LINEなどのグリーティング機能を利用し、カードは「届いたらうれしいおまけ」くらいの気持ちで送る方が気楽かもしれません。
後日、参考書をEMSで送ったら10日で届いた


資格対策の参考書を送ってほしいと連絡が来た
それから約1年後。



資格試験対策の参考書を送ってほしい
と息子から連絡がありました。
送ってほしいと言われたのは、IELTS対策用の参考書です。
現地では日本語の対策本はなかなか手に入りづらいとのこと。
電子書籍という方法もありますが、書き込みながら勉強したかったようで「やっぱり紙の参考書が欲しい」と連絡が来ました。
そこで今回は、普通郵便ではなくEMS(国際スピード郵便)を利用して送ることにしました。
EMSは日本郵便の国際郵便サービスのひとつで、追跡サービスに対応しており、優先的に輸送されるのが特徴です。
前回の誕生日カードが到着まで約1か月かかったこともあり、「今度はちゃんと届くだろうか」と少し心配していたのですが、結果は予想外でした。
EMSで参考書を送ったら約10日で届いた
EMSで送る際は、内容品の申告が必要でした。
私の場合は、郵便局の方に次のように記入するよう指示を受けました。
| 項目 | 記入内容 |
| 内容品 | TEXTBOOK |
| 価格 | 2,200円 |
単に「本」と書くのではなく、本の内容が分かるように選ぶ項目があり、購入価格を記載する必要もあります。
また、カナダ向けのEMSでは税関告知書の提出も必要です。誕生日カードを送ったときは、窓口で内容確認をされた程度でしたが、EMSではより正式な手続きが必要になるため、「海外に荷物を送るんだな」という実感がありました。
ただし、誕生日カードは数百円で気軽に送れた一方、参考書の送料は約1,500円ほど。
参考書の価格は約2,200円です。それに対しての送料と考えると決して安くはありませんが、必要な教材を確実に届けたい状況だったので仕方ありません。
そして気になる到着日数ですが、こちらは発送から約10日で到着。
誕生日カードのときとは大きな違いでした。
カナダ側の状況が変わっていたのか、それとも市販の書籍だったため手続きがスムーズだったのか、その理由は分かりません。
「大切な日に間に合わせたいカード」と「勉強に必要な参考書」という違いはありますが、確実性という意味ではEMSの安心感はかなり大きかったです。
ちなみに、このとき送ったのは、将来の大学進学にも関わるIELTS対策用の参考書でした。現在、息子は日本の大学進学を視野に入れて準備を進めています。


国際郵便は思った以上に奥が深かった


今回、誕生日カードと参考書の発送を通じて感じたのは、国際郵便は国内郵便とはまったく別物だということです。
そもそも、海外への郵送に関してさまざまな制限があることすらよく分かっていなかったし、正直なところ「海外に送るだけだから、少し時間がかかるくらいだろう」くらいに軽く考えていました。
実際に誕生日カードを送ったときには、



せっかくだからインスタント味噌汁の1つでも入れておこうかな
とも思ったほどです。
ところが郵便局の窓口で相談したところ、



それは絶対無理です!!!
と即座に却下されました。
留学中の子どもに日本の味を届けたいと思う保護者は多いと思いますが、食品は内容によって条件が細かく異なり、事前確認が欠かせません。
また、衣類や日用品などを送りたい場合もありますが、送料は決して安くありません。
少しでも費用を抑えるなら船便という選択肢もありますが、その分到着までかなり時間がかかります。
冬物の服を送りたいなら夏のうちに準備する
くらいの気持ちで考えておいた方が良いかもしれません。
今回の経験を通じて感じたのは、
- 誕生日カードなら早めに送る
- 急ぎの荷物ならEMSを使う
- 食品は事前に確認する
- 季節物はかなり余裕を持って送る
ということ。
そして何より、分からないことは郵便局で聞くのが一番です。
私は味噌汁で見事に撃沈しましたが、窓口の方はとても親切に教えてくれました。
これから留学中のお子さんへ手紙や荷物を送ろうと考えている方の参考になれば嬉しいです。




