カナダ高校留学後の進路はいつ考える?意外と早く始まった進路選び

カナダへ高校留学すると聞くと、そのまま海外大学へ進学するイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

実は私もそう思っていました。

ところが息子が留学してみると、進路の選択肢は想像以上に幅広く、「海外大学に進学するのか」「日本の大学を目指すのか」を、高校生活が落ち着いた頃から少しずつ考え始める必要があることが分かりました。

わが家では現在、日本の大学進学を視野に入れて準備を進めています。

このブログは、日本の中学卒業後にカナダの公立高校へ留学した息子の、卒業を目指す奮闘の実体験を保護者目線で記録しています。

今回は、息子がカナダ高校留学後の進路について考え始めたきっかけや、現在取り組んでいることについて紹介します。

目次

カナダ高校留学後の進路は海外大学だけではない

中学卒業後にカナダへ高校留学すると決めてから出発まで約半年。

わが家は高校留学を実現することを最優先にしていたため、卒業後の進路について考える余裕のないままの出発でした。

高校卒業を目的として留学した場合、一般的にはそのまま海外大学へ進学するイメージがあるのではないでしょうか。

私は漠然とそう感じていましたが、実際には、日本の大学への進学を希望する方も少なくないようです。

もし本人が日本の大学への進学を希望した場合、どのような選択肢があるのか。

確かに留学によって英語の読み書きや会話力は身につくかもしれません。しかし、日本の高校で学ぶはずだった教科の学習はどうなるのでしょうか。

そんな状態で日本の大学を受験をする場合、どのようなルートがあるのか、どんな準備が必要なのか、見当もついていませんでした。

さらに、カナダの高校は9月入学です。息子も日本の同級生より半年遅れて入学し、順調にいったとしても卒業は半年遅れになります。

すると、

  • 日本の大学にはどのタイミングで入学するのだろう?
  • 帰国生として受験するのだろうか?
  • そもそも受験資格はどうなるのだろう?

など、疑問は尽きませんでした。

実際には、カナダの高校へ通いながら日本の大学を受験し、同級生と同じ時期の入学を目指すという選択肢もあるようです。

もちろん、最終的にどの進路を選ぶかは本人次第です。

息子自身も留学当初から明確な進路が決まっていたわけではなく、まずは現地の生活や学校に慣れることが最優先でした。

また、我が家の場合はホームステイ変更も経験しており、進路を考える余裕が出てきたのは生活が落ち着いてからでした。

高校留学後の大学進学はGr11前から準備が必要だった

大学進学先によって高校で選ぶ科目が変わる

カナダの高校では、日本のように全員が同じ授業を受けるわけではありません。

進学先や将来の目標によって履修する科目が変わるため、大学進学を考える場合は早めに方向性を決めておく必要があります。

学校でも「Career Life Education」という自己認識を深めるための授業があり、将来の選択肢について話題に挙がることも多かったそうです。

海外大学と日本の大学では受験に向けた準備も大きく異なりますが、少なくとも息子は、Gr11(高校2年生)を迎える頃には、ある程度の進路を意識し始めていたようでした。

また、進学先によって必要になる費用や準備も変わってきます。実際に我が家では、Gr11を迎える前に次年度の学費請求についても考える必要がありました。

進路説明会で日本の大学進学という選択肢を知った

日本の大学進学を考えるきっかけのひとつになったのが、留学して3カ月ほどたったころに留学エージェント主催の進路説明会に参加したことだったそう。

高校入学後は、定期的に帰国生入試説明会や海外大学進学説明会などが開催されていて、そこでは留学エージェントのスタッフへ質問したり、実際に進学した先輩留学生の話を聞いたりする機会もあったようです。

そうした情報に触れる中で「大学進学にもさまざまな選択肢がある」ということを少しずつ理解していったようでした。

息子は現在、日本の大学進学を視野に入れて準備を進めているところですが、当初から日本の大学一本に決めていたわけではありません。

説明会への参加や先輩留学生の話を聞く中で、息子の中では徐々に日本の大学進学への関心が高まっていったようです。

もちろん、将来の考え方は変わるかもしれません。

それでも、この頃には「日本の大学も有力な選択肢のひとつ」として考えるようになっていました。

日本の大学進学を意識したきっかけは総合型選抜セミナー

大きな転機になったのは、Gr10(高校1年生)が終わって一時帰国中に参加した「総合型選抜オンラインセミナー」です。

日本の大学進学に興味を持つ留学生向けに開催されたもので、テーマは「留学経験を最大化する」でした。

総合型選抜は、学力試験だけでなく、

  • これまでの経験
  • 将来の目標
  • 大学で学びたいこと
  • 自分自身の強み

なども評価対象となる受験方式です。

留学という経験そのものが評価対象になるわけではありませんが、留学中に何を学び、どのように成長したのかを言語化できることが重要になります。

セミナーを通じて、息子は「留学経験を進学につなげる」という考え方に強く興味を持ったようでした。

結果として、このセミナーが日本の大学進学を本格的に考える大きなきっかけになりました。

カナダ留学中でも日本の大学の総合型選抜対策はできる

セミナー参加後、Gr11に進学したタイミングで、息子は総合型選抜対策に特化したオンライン塾へ入塾しました。

カナダの生活時間に合わせ、週1回、日本の講師によるマンツーマン指導を受けています。

総合型選抜では大学ごとに評価基準が異なりますが、高校生活で得た経験や将来のビジョン、志望理由、自分自身の強みなどを整理し、自分の言葉で伝える力が求められます。

この塾では、自己分析から始まり、大学リサーチや活動実績の整理を経て志望理由書を作成したり、小論文の添削を受けたり、面接対策を行ったりと、受験に向けて段階的にサポートしてくれます。

大学進学について気軽に相談できる環境があることも、息子にとっては大きな支えになっているようです。

例えば、カナダの学校の先生に相談できたとしても、日本の大学受験制度についてはやはり専門外です。海外大学への進学については豊富な知識を持っていても、日本独自の総合型選抜や志望理由書の書き方、大学ごとの選考方法までは詳しくないことも多いでしょう。

また、留学中は身近に同じ進路を目指す友人が少ないため、受験に関する情報を得る機会も限られます。

その点、日本の大学受験を専門とする講師に日本語で相談できる環境があるのは大きな安心材料です。進路について迷ったときに気軽に質問できたり、志望校選びについて相談できたりすることは、離れたカナダで受験準備を進めるうえで心強い存在になっているようです。

正直なところ、私は「大学受験の準備はまだ先だろう」と思っていました、実際には、塾の課題や面談、資格試験の準備などもあり、息子は想像以上に忙しそうです。

留学生活に加えて資格試験の受験や進学準備も並行して進める必要があるため、時間の使い方も重要になってくると感じています。

カナダ高校留学後の進路は早めに考えておくことが大切

今回あらためて感じたのは、高校留学後の進路は想像より早い段階から考え始める必要があるということでした。

留学前は「大学のことはまだまだ先」と思っていましたが、実際にはGr11(高校2年生)を迎える前から少しずつ方向性を意識するようになりました。

また、高校留学をしたからといって、必ずしも海外大学へ進学するわけではありません。日本の大学という選択肢も十分にあり、そのための制度や受験方法も用意されています。

息子の進路も完全に決まったわけではありませんが、現在は日本の大学進学を目指して準備を進めているところです。

今後、IELTS受験や総合型選抜対策なども記事にしていけたらと思います。

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